車中泊動画の先駆者でサイト管理者の生態
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youtubeの車中泊動画は、せんてんすくらぶが火付け役です。その火付け役となった動画のアーカイブです。

★2018年3月 ステップワゴン(RF-3)が、15年9ヶ月・159,021kmで、天寿を全うされました。ハイエース・スーパーロング(123V)→ステップワゴンのキャンピングカーを乗り継いできましたが、今回は、その集大成として、自作したいと思いまして…
ベース車は、エブリイ・ジョインターボ4WD 5MT(EVDJ-2)。実は、25年前にも、同メカのエブリイ・ターボRX 4WD 5MT+ELに乗っていた私です。技術の進歩は素晴らしく、当時のエブリイターボは、チョロQのような車でしたが、今は、普通車と遜色ない車に進化していました。

しかしながら、2020年頃からガソリン価格が上昇。首都圏でも、リッター170円近くになり、居住性より燃費優先の改造が必要と痛感し、突き詰めてみたら、ほぼノーマルのままが最高♪…と言う結論に至りました。

  

★軽バン(エブリィバン)改造のあれこれ
◆2024年ETC2.0車載器取り付け   ◆2022年現在の愛車の状態   ◆4年目の車検時の代車キャリィ   ◆常設型リアゲート簡易更衣室   ◆後部キャビンのフラット化   ◆ハンガー受け(壁面収納)   ◆助手席への思いやり   ◆エブリイジョインターボ4WDの雪道走行性能   ◆エブリイ車中泊改造経過2019.2   ◆エブリイジョインターボ4WDの凍結路走行性能   ◆スロットルコントロール取り付け   ◆車中泊スポット・RVパークを考える   ◆昔なら当たり前・自分でタイヤ交換(着脱)   ◆25年前の軽バン時代の改造の回想…   ◆ウインドウの目隠し   ◆エブリイジョインターボの燃費   ◆エブリイジョインターボ4WDの悪路走行性能

◆改造のための材料調達は、ホームセンター>100円ショップ>ネットです。特殊な部品や、キャンピングカー用品等は、実店舗で探しにくいので、ネットで探します。便利な時代になりました…(^o^)/


大震災にゲリラ豪雨…いつ、自分が、被災者になるかわからないご時世です。いざという時のために、走るだけの車ではなく、避難所となる車に改造しましょう♪(^o^)v

1995年1月17日、関西地方を巨大地震が襲いました。阪神淡路大震災です。当時は、駿河湾地震等、首都圏の大地震は、騒がれていましたが、予想外の関西の地震に、皆驚きました。

体育館や公民館等で、避難生活をしている方が大勢いる中、そのような環境が苦手な方は、自家用車で寝ていました。私自身も、無理です。しかし、座った状態で、長時間眠ると、エコノミークラス症候群を発症します。それにより、亡くなった方のニュースがありました。更に、排泄も、問題に…。

その翌月、憧れだけで定期購読していたキャンピングカー雑誌に、震災時のキャンピングカーの記事が載っていました。それまでは、レジャーのための贅沢車…という印象だったキャンピングカーですが、災害時には、確実なシェルターになることに、気付かされたのです。

2011年3月11日…東日本に、国内観測史上最大の大地震が発生! 東京でも、計画停電や、食料の不足等で、パニック状態に! でも、私は、いつもと変わりなく、生活していました…。停電の夜も、車の中で、乾パンをつまみに、一杯飲みながら、ネットでニュースを見てました。備えあれば憂いなし! 勿論、車が消失したり、車に戻ることが出来なければ、アウトですが、その時は、自分もアウトになっているかも…(^o^;)

2018年、ハイエース→ステップワゴンと、キャンピングカーを乗り継ぎましたが、老後の経済状態を考え始め、軽バンでの避難所作りに移行しました。

荷室(ベッドスペース)のフラット化…

私の車中泊車の原点は、軽ワンボックス(エブリイ550)。当時の画像は無いのですが、その時のベッドスペース確保を、参考までにご紹介します。

軽バンだったので、後部座席を畳めば、フラットな空間になりました。ただ、そのままでは、鉄板の上に、薄いフロアマットだけなので、痛くて座ることすら出来ませんでした。

かと言って、合板を貼って、クッションフロアにすると、お金と手間が掛かります。そこで、安価で、加工しやすく、クッション性のある素材は…と考えたら、お風呂マットになりました。厚さが2cm程有るタイプなら、カッターだけでカット出来る加工性・クッション性・断熱性・形状安定等、完璧な床材でした。それを、荷台に敷き詰めたら、正座も出来る程の快適お座敷に。

寝る時は、普段使っている布団を積み込んで、スキーに行っていましたっけ…(^o^;) リヤゲート前には、板を渡して、棚を作り、クーラーボックス・カセットコンロを載せていました。当時は、それでも、満足していましたっけ…若かった20代…(-o-#)

  

改造その1 後部キャビンのフラット化
車中泊の基本は、寝ることです。そのためには、フラットなベッドスペースが必要です!


都市部のアパート住まいのため、大々的な作業はできません。せいぜい、穴あけネジ止め程度です。そこで、ホームセンターで、必要な長さにカットして、夜な夜なネジ止めして作っています。
日本の木材は、1間単位の長さで売られています。1間≒1,820mm・半間≒910mmが基本ですから、それに合わせて作るのが、安価に作る秘訣です。今回は、横幅の1,200mm以外は、ホームセンターで売られている長さの木材を使用しました。

  

改造その2 ウインドウの目隠し(遮光・断熱)

フラットなベッドで寝られても、外から丸見えでは、熟睡できません。大口開けた間抜けな顔を見られて、大笑いのネタにされるでしょう。カーテンが定番ですが、狭い車内を更に狭く感じさせてしまいます。前車では、銀マットを貼っていましたが、素材の特性上、温度差で膨張収縮してしまい、1〜2年で、作り変える必要がありました。そこで、今回は、耐久性のあるプラダンを利用して、目隠しをしてみました。

  

改造その3 ハンガー受け(壁面収納のベース)

ちょっとした買い物や上着は、その辺に、引っ掛けたいですね。アシストグリップに引っ掛けるのも一法ですが、出入りの邪魔になります。そこで、エブリイに標準装備のユーティリティナットと呼ばれるM6のネジ穴を使って、ハンガー受けを作ってみました。これで、多くの物が引っ掛けられます。

  

改造その4 助手席への思いやり

衝突安全対策で、セミキャブオーバーになったエブリィですが、その結果、タイヤハウスがアクセル部分に出っ張ってしまいます。その対策として、運転席が、中心寄りにオフセットされています。その犠牲となったのが、助手席のスペース。お世辞でも、快適とは言えない窮屈さです。そこで、少しでも、解消できたら…と、助手席の土禁化を考えてみました。

パートナーがいないから不要…と考えるのは、早合点。奥深い山に行く私は、過去、そこで出会った“疲れ切って動けない人”を乗せて、最寄り駅まで送ったことがありますよ。爺さんでしたが…(^o^;)

  

エブリイジョインターボ4WDの燃費

  

改造ではありませんが、エブリイジョインターボ4WDの雪道走行性能

25年前のエブリイは、超フロントヘビーのキャブオーバーだったため、軽積載では、アヒルのダンス状態でした。特に下りでは、後輪にトラクションがかからず、斜めになること多々。セミキャブオーバーで、フルタイム化された現車では、どう進化したか検証しました。

履いているタイヤは、GOODYEAR ICE NAVI CARGO 145R12(グッドイヤー アイスナビカーゴ)商用車用のスタッドレスタイヤです。

  

改造ではありませんが、エブリイジョインターボ4WDのダート林道走行性能

貨物車のため、ギア比が低いのが、功を奏して、急登の悪路でのポテンシャルは高いです。

履いているタイヤは、GOODYEAR ICE NAVI CARGO 145R12(グッドイヤー アイスナビカーゴ)商用車用のスタッドレスタイヤです。

  

エブリイ車中泊改造経過2019.2

基本的に、完成しているのですが、手直しを兼ねて、経過の動画を…。

  

改造ではありませんが、エブリイジョインターボ4WDの凍結林道走行性能

キャブオーバー時代のエブリイは、超フロントヘビーのため、凍結路では、リアが滑りまくりでした。セミキャブになり、かなり改善されていますが、やはり空荷では、リアが流れます。

  

夏冬タイヤ交換(着脱)

昔のドライバーなら、パンクしたら、自分でタイヤ交換をするのが、当たり前でした。しかし、今の車には、スペアータイヤがないので、自分でタイヤ交換できる人も、少なくなっているようです。そこで、エブリイのタイヤ交換を、動画にしてみました。業者に頼めば、税抜き2,000以上するタイヤ交換(着脱)ですが、自分で行えば、車載工具を使って、タダで出来ます。浮いたお金で、美味しいお酒♪(*^_^*)

  

車中泊スポット【RVパーク】を考える

車中ハッカー増加に伴い、車中泊禁止の道の駅も出ている昨今。そんな中、車中泊専用の駐車場が出て来ましたが、果たして、どうなんでしょう? 個人的に、検証してみました。あくまでも、個人的見解ですので…。

  

常設型リアゲート簡易更衣室DIY

冬を除き、登山をすると、汗だくになります。そのままだと、冷えて、風邪を引いてしまうことも…。誰もいない山奥であれば、脱いでも大丈夫ですが、ちょっと人がいる場所では、公然わいせつで通報されかねません。そこで、簡単に設営できる更衣室を作ってみました。と言っても、2013年に、100均商品で作っている私ですが、今回は、ちょっと金をかけて、常設型にしました。これで、一年中、着替えられます。

  

スロットルコントロール(クルーズコントロール)取り付け

中東情勢等で、ガソリン価格が高騰している昨今。少しでも、燃費を良くして、ガソリン代を減らそうと、色々考えておりましたが、無駄なアクセル操作を防ぎ、燃費の良くなるクルーズコントロールを装着しました。楽天で、安く売っていたので、ポチッとしたら、メーカー欠品で、納期2ヶ月待ち。Amazonなら、即納だったのですが、1万円高かったので、待ちを選んだ私です。

AT車なら、ポン付け出来るスロコンですが、MT車は、ちょっと手間が掛かります。ネット検索しても、MT車の情報は少なく、見つけたサイトでは、肝心なところが省略されていて、不安だらけの取り付けとなりました。

エブリイジョインターボ4WD 5MT 2018(平成30)年式 DA17V(EVDJ-2)
スロコン3-driveα ブレーキハーネスBR-6(年式型式で異なる) アクセルハーネスTH-2C
AT車なら、以上のパーツだけでOK! MT車は更に…
クラッチアダプターTHA-MA1 クラッチハーネスBR-2
以上で、取付可能ですが、車速センサーハーネス5PINを購入すると、車速・リバース信号が、簡単に取り出せます。また、リモコンLSWを購入すると、好きな場所で、スロコンをON/OFF出来ます。なお、スロコン+アクセル/ブレーキハーネスは、セットで売っていましたので、足りないハーネスを単品注文しました。

余談ですが、購入時、スロコンは、Aよりも楽のほうが、安く売っていました。逆に、車速ハーネスは、Aのほうが、安かったです。トータルで、29,000円弱でした。衝動買せず、しっかりと市場調査をしてから、ご購入を♪



クラッチアダプターの配線加工ですが…

配線図を見たら、何だかチンプンカンプン。そこで、色を付けてみたら…

何となく、わかってきました。

ポイントは、灰色の線を途中で切って、ギボシを付けること。説明書に書いてないんです。※ギボシのオスメスを間違えないように!

細い線なので、細かい作業が続きます。

電工ペンチは、必須です。まあ、車いじりをする方なら、持っているとは思いますが…。ギボシ等の部品は、多めに同梱されていました。(事前に買ってしまった私…)

一通りの加工が終わりました。

クラッチ部分の加工が、終わりました。先は、長い…

一つのハーネスから、枝線が4本!!

これで、頭が混乱してしまいます。当初、「これを全部繋ぐのか?」と思ってしまい、数日、作業を断念していた私。実際に使うのは、1本か2本の枝線です。残りは、単なるお飾りですので、ご安心下さい。他車共通で作っているので、仕方ないですね…。

配線図を見ながら、全ての配線を繋ぎます。

頭が、混乱してきました。

テーブルの上に、配線図通りに繋いだパーツを並べました。

このまま、車に持って行けば、ポン付け♪…なのですが、とにかく無駄に配線が長いので、その処理に手こずりました。ペダルやステアリングシャフトに干渉しないように取り回すのが、狭いエブリイの足元空間では、大変なのです。線も身体も…。

取付を完了し、初期設定をして、試走したのですが、スロコンにエラー表示が出て、機能しませんでした。
取説を見ると、「配線の間違い」「接触不良」と書いてあったので、配線をバラして確認。そして、クラッチアダプターの接続ミスを発見。

コネクタの位置関係を誤認し、茶線を黄線に繋いでいたのです。これは、取説の書き方が悪い…と思ったのは、私だけでしょうか??

無事に、機能するようになりました♪ スロコンは、アクセルの開閉度合いを調整するものです。アクセルは、強く踏むと、パワーが出ますが、ガソリンも消費します。逆に、控えめに踏めば、ガソリンの消費は抑えられますが、パワーが出ません。このアナログな操作を、自動で行ってくれます。パワーモードにすれば、ちょっと踏んだだけで、ベタ踏み状態になり、エコモードにすれば、ベタ踏みしても、半分しか踏んでいない状態になるのです。

さらに、クルコンは、アクセルを踏まなくても、一定速度で走ってくれる機能です。高速道路や信号の少ない道では、とても便利です。無駄なアクセル操作がなくなりますので、燃費が向上しますし、ボーッとして、アクセルを踏みすぎ、スピード違反で捕まることがなくなります。

更に、ブレーキを踏むことだけを意識すれば良いので、踏み間違い事故も防げます。右足に、力を入れないで走るのは、物凄く楽です。ただ、「アクセルを踏むと加速する」という認識だったのが、「アクセルを踏まなくても加速する」現実になるので、慣れるまでは、頭が混乱します…。

取り付け動画です。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Pivot(ピボット) 3-drive ブレーキハーネス 品番:BR-6
価格:2186円(税込、送料別) (2021/7/23時点)




  

4年目の車検時の代車キャリィの感想

最後に軽トラに乗ったのは、30年以上前の引っ越し時。当時は、550ccでした。ペダルは、床に踏み込むようなポジションで、窮屈な印象しかありませんでした。しかし、車体の規格が大きくなった現在の軽トラは、ゆったりパワフルな車になっていました。一人二人の旅行なら、車両価格も維持費も安い軽トラ、をファーストカーにするのも有り…と思ってしまった私です。

  

2022年現在の愛車の状態

youtubeに溢れている車中泊動画。2010年頃は、見かけませんでした。それが、この動画を出したことで、ブームに火が点きました。しかし、一部のマナーの悪いyoutuberが、誤った車中泊動画を公開し、それを見た輩が増殖。2017年には、車中泊禁止の道の駅が続出することに…。(2022年には、車中泊禁止のオートキャンプ場まで出ました) そのため、パイオニアの私は、これ以上、ウマシカ車中泊者を増やさないために、車中泊動画公開を止めました。と言うか、車中泊を止めました。

そもそも、車中泊は、ある目的を達成するために行う、過程の行為なのです。週休二日が夢の時代だったバブル期。貴重な日曜日を有効に使うため、土曜の晩からスキー場に行き、車中泊。翌朝、オープンと同時に滑り、夕方帰路へ。20代の元気な頃は、そんなことをしていました。また、釣りの人でしたら、朝マズメに合わせて、現地で待機。私のような日帰り登山者は、早朝から登って、明るいうちに下山が鉄則なので、登山口に前泊。

それが、昨今は、車中泊自体が目的になってしまってい、更には、車中泊とオートキャンプを混同し、道の駅や公共駐車場で、豪快にBBQをするウマシカも出てきました。それを【車中泊キャンプ】と言っているウマシカも。車中泊は、車内で完結。屋外行為を伴うのは、オートキャンプですから、オートキャンプ場で行いましょう。

2007年頃、原油価格が高騰し、リッター200円時代が到来するのでは…と騒がれた時期がありました。その後、値下がりはしたものの、2022年には、再び原油価格が高騰。地方では、リッター180円オーバーのGSも出るようになりました。そんなご時世に、燃費を悪化させるような改造は、底辺人の私には、出来る訳ありません。そこで、燃費優先の改造?をすることに…。30年前、キャンピングカーを購入しようと、数ヶ所の展示場へ行きました。そこの担当者に言われたことが、今でも記憶に残っています。「車内で立って歩く時間って、車に乗っている時間の何%?」「基本は、寝られれば良いんです」等。そう! 車中泊は、非日常の緊急避難的な行為なので、日常のような快適さは不要と考えるに至りました。それが、現在の愛車の状態です。

  

ETC2.0取り付け




前車から使っていたETC1.0車載器が、壊れ始めました。音声が出なくなったり、カードが認識しなくなったり…と。実害が出る前に、交換しました。時代の流れで、ETC2.0車載器に。1.0は、安く売っているのですが、先のことを考えると、安物買いの銭失いになるので…。なお、車載器を購入しても、セットアップしなければ、使用できません。セットアップは、専門業者やディーラーでしか出来ませんので、二度手間を省くためにも、セットアップ込の製品を購入しましょう。

また、2.0は、カーナビ連動の製品が主流なので、私のように、タブレットでGoogle Mapをカーナビ代わりにしている場合は、単体で機能する車載器が必須になります。2024年現在、古野電気製の車載器しか販売されていません。

取り付けは、超簡単でした。ヒューズボックスのACCヒューズを、ヒューズ電源に交換し、車載器のギボシと合体。マイナス端子は、ダッシュボード裏にあるボルトに付けるだけ。面倒なのは、コードの取り回しだけです。