滝山城跡(都立滝山公園)@東京都八王子市 2015年10月  駐車場→

以前は、駐車場がなく、車での訪問は困難でしたが、いつの間にか、専用の駐車場ができていました。しかも、無料です。この日も、数台が駐車していましたが、一人は、別方向に歩いて行きました…(^o^;) 


動画その1からの連続再生です。


 滝山城は、相模小田原城に本拠を置く、戦国大名北条氏第四代当主氏政の弟・氏照の居城である。縄張りの見事さから、全国有数の戦国時代の城郭として評価されている。

  北条氏照は、これまでに「大石系図」などにより、武蔵守護代の系譜を引く大石定久の養子として、滝山城に入ったとされていた。しかし、近年の研究では、氏照は幼名を藤菊丸と称し、浄福寺城(市内下恩方町)を拠点に、由井領を支配していた大石道俊(定久か)の子、大石綱周の養子になったと考えられている。

  滝山城の築城年代や氏照の入城時期は不明な点があるが、永禄10(1567)までには滝山城を居城としていたとみられる。

  永禄12年(1569)10月、甲斐の武田信玄が小田原城攻略の途中、その道筋にあった滝山城を包囲した。拝島大日堂の森(昭島市)に陣取った武田勢は周辺の村々を焼き払い、滝山城を裸城にしたと伝えられている。このときの氏照は、古甲州道沿いの城下「宿三口」へ兵を繰り出し戦ったと、越後の上杉謙信に自らの書状で伝えている。

  その後、天正10年(1582)ごろから新城の築城工事が始められ、同15年までには滝山城から八王子城(市内元八王子町)へと移っていったのである。

以上、公園の案内板より


都立滝山公園の案内図です。


カーソルを当てると、今回歩いた道を表示します。一周歩いても、1時間程ですので、良い散歩になるかと思います。