日本の高尾山

高尾山と言うと、ミシュランに評価されて、一躍世界に名を轟かせた、東京都八王子市の高尾山となりますが、実は、全国には、多数の高尾山があります。国土地理院の地図を見ただけでも、東京都御蔵島・神奈川県横浜市・富山県砺波市・石川県金沢市・福井県福井市・福井県勝山市・長野県岡谷市・長野県伊那市・静岡県藤枝市・京都府京丹後市・大阪府柏原市・兵庫県神戸市須磨区・同北区に2山・和歌山県田辺市に2山・和歌山県紀の川市・和歌山県古座川町・島根県松江市・島根県浜田市・島根県出雲市・島根県隠岐の島町・岡山県岡山市北区・岡山県総社市・岡山県備前市・広島県府中町・山口県山口市・香川県観音寺市・高知県四万十市・福岡県水巻町・佐賀県唐津市・長崎県壱岐市・熊本県球磨市・大分県大分市・大分県由布市・宮崎県都城市に2山。

山梨県の高尾山   神奈川県の高尾山   東京都の高尾山

神奈川にも高尾山がある?!@神奈川県横浜市&大井町
2016年5月  玄海田公園駐車場→

先日、甲州高尾山を調べる際に、国土地理院のサイトを見ていたら、高尾山が、全国に多数あることを知りました。目から目やに…じゃなかった、目から鱗でした。

そこで、神奈川の高尾山を目指すことに。一つは、横浜市緑区長津田にある高尾山。こちらは、国土地理院お墨付きの高尾山です。もう一つは、神奈川県足柄上郡大井町高尾にある竹山。高尾地区にあるので、地元では高尾山とも呼ばれるようです。

玄海田公園駐車場からの歩行動画後編です。

前編・後編の連続再生です。


まずは、横浜・高尾山の場所。建物ばかりで、等高線がわかりません…(^o^;)


足柄上郡大井町の高尾山(竹山)は、山であることが、良くわかります。

東京の高尾山と違い、登山口に駐車場が無いので、玄海田公園の有料駐車場に駐車。最初の1時間200円。以降30分100円です。今回は、探しながらの登山だったため、1時間半の駐車となり、300円也。順調に行けば、1時間で往復可能です。


登山の前のトイレは、駐車場から徒歩2分程。バーベキュー場にありました。

高尾山までは、県道歩きです。周囲は、宅地化されているので、どれが山なのか、全くわかりません。唯一、平成23年(2011)設置の道標が、山の存在を教えてくれます。ただ、山ではなく、飯縄神社(高尾さま)です。
畑の中にある山頂からは、西側に展望が開け、丹沢山塊と、晴れていれば富士山、その手前の街並(厚木市・座間市・横浜市南区・緑区等)が一望できます。神社がなかったら、宅地化されていたのでしょうね。

横浜・高尾山から50km程離れた、神奈川県足柄上郡大井町高尾にも、高尾山がありますが、こちらは、正式名称ではなく、地元の方の呼び方で、正式名称は、竹山だそうです。しかも、名所になっている訳ではなく、山頂は、私有地になっているようで、進入路には、「立入禁止・通報しちゃうぞ♪」の看板がありました。
その標識を無視して、強引に行くことも可能でしたが、動画を撮影するということは、自ら「不法侵入の証拠」を残すことになります。分別の付くオヤジのやることではないので、自重しました。不法侵入による山頂の様子は、ネット検索をすれば、いくつか出てきますので、そちらをどうぞ。

   

大善寺登山口から柏尾山〜甲州高尾山
 2021年11月  勝沼堰堤・砂防学習公園駐車場→

5年振りに、大滝不動尊から登ろうと思ったら、まさかの林道通行止。しかも、来年(2022年)までとなっていました。往生際の悪いオヤジは、砂防学習公園の駐車場に駐めて、大善寺から登ることを思いつき、実行してしまいました。砂防学習公園は、機能しているのでしょうか? この日も、同じ穴のムジナの登山者の車しか、駐車してませんでした…(^o^;) あくまでも、自己責任でお願い致します。

駐車場からの歩行動画です。




   

甲州高尾山〜棚横手山〜宮宕山〜大滝不動尊周回
 2016年4月  大滝不動尊駐車場→

高尾山と言うと、世界一登山者の多い・東京の高尾山と思ってしまいますが、実は、高尾山は、全国に多数ある山名です。今回は、その中でも、東京に近い甲州高尾山に行ってみました。以前より、気にしていたのですが、駐車場への道が、よくわからないので、躊躇していた次第です。


駐車場からの歩行動画最終回です。

歩行動画その1からの連続再生です。

今回のルートと駐車場です。この先にも、駐車スペースはありまして、最短登山を目指す方が、駐車していました。

駐車場から、林道を歩くと、柏尾山からの登山道と合流します。そこが、今回の取り付き点。

小砂利の滑りやすい坂を上ると、高尾山嶮ヶ峰に。剣ヶ峰ではなく、嶮ヶ峰。地形図では、宮宕山になっています…???

過去の山火事で、森林限界の山のようになった甲州高尾山。道中も、そんな雰囲気です。

甲州高尾山の隣には、高尾山より高いピークが有り、そのピークのほうが、絶景を拝めるという事実。訳ワカメ汁その1。

天気の良い日は、直射日光を浴びながらの稜線歩きです。山火事で、禿山になった富士見台と言うピーク。

棚横手山は、稜線上のピークのような山頂。大富士見台との標識も有り、訳ワカメ汁その2。

山と高原地図では、その先が破線ルートで大滝山(宮宕山)になっていますが、道は明瞭。山頂には、宮宕山と書かれた手作り標識。訳ワカメ汁その3。

展望台と道標で誘導された場所は、社があるピーク。展望は、殆ど無し。訳ワカメ汁その4。

樹林帯の中を、ひたすら下りると、大滝不動尊の手前に奥の院??

立派な大滝不動尊にお参りして、無事山行終了。予想外に、登山者の多い山で、びっくりしました。冥土に近い山なのか、平均年齢は、かなり高めでした…(^o^;)

   

真夏の高尾山を涼しく歩く方法
2023年8月  タイムズ高尾山口駅前→

世界一登山者の多い山・高尾山。しかし、その標高は、たった599m。いわゆる低山ですから、真夏であれば、涼しいわけがありません。どっかのトンデモサイトが、“東京の避暑地”なんて書いてましたが、ろくに歩いたこともなく、地元に忖度して書いたのでしょう。そこで、真夏の高尾山を、涼しく歩ける方法を試してみました。果たして結末は…

駐車場からの歩行動画です。




出発は、日の出前。しかも、ライト不要になる午前5時。表から登るので、タイムズ高尾山口駅前駐車場に駐車しました。ここは、最大料金が500円/日(休日は1,000円)と、地域最安値です。都市部の熱帯夜の原因は、道路や建物等の蓄熱ですが、蓄熱しない土と木々が多い高尾の気温は高くありません。前夜まで、雨が降っていたため、湿度は高めでしたが、6号路は川沿いのため、空気が流れ、更に、勾配が緩やかなので、歩いていても、汗が流れる程ではありませんでした。そして、昼間であれば、世界一の登山者の多さなので、道も混雑しますが、ケーブルカー始発前なので、人が数名だけでした♪ ご参考までに…

   

緊急事態宣言解除直後の高尾山〜小仏城山へ いろはの森から
2020年5月  日影沢林道駐車スペース→

世界一登山者の多い高尾山。さすがに、緊急事態宣言で、外出自粛の際は、閑散としていたようですが、解除された翌日は、それなりでした…(^o^;)

駐車スペースからの歩行動画です。


今日のルートです。

林道に入ると、すぐに、こんな感じの駐車スペースがあります 。台数限定ですので、お早めに。トイレは、この先のキャンプ場にあります。

   

世界一登山者の多い山・東京の高尾山へ裏ルートで
2017年8月  日影沢林道駐車スペース→

日本一の山・富士山の10倍の登山者が訪れる、東京の高尾山。ミシュランに紹介されたのが、登山者にとっては運の尽き。登山フル装備で行くと、逆に、好奇の目で見られるほど、普通の格好の人が、ウジャウジャいます。また、表参道となる高尾山口駅周辺の駐車場は、全て有料で、2,000円が相場。

そんな高尾山に、無料で車を駐められて、更に、登山者の少ないルートがありました。日影沢林道から分岐する「いろはの森コース」で、高尾山〜小仏城山へ。

駐車スペースからの歩行動画です。


今日のルートです。

林道に入ると、すぐに、こんな感じの駐車スペースがあります 。台数限定ですので、お早めに。トイレは、この先のキャンプ場にあります。

一般的なルートです

   

旧参道で高尾山へ
2024年2月  エコロパーク高尾山第一→

世界一登山者の多い山・高尾山。1967年に、京王高尾線・高尾山口駅が開業してからは、そこが、一般的な登山口となりました。そんな高尾山ですが、2023年に、熱心な視聴者さんから、それ以前に使われていた「旧参道がある」とのメールをいただき、行ってみた次第です。江戸の時代から、高尾詣で歩かれていた道のようですが…。

駐車場からの歩行動画です。



駐車場は、エコロパーク高尾山第一。平日は500円/24h 休日は1,000/24h(2024現在)事前精算方式で、精算機で領収証を発行し、車のダッシュボード上に掲示します。


新宿方面に向かって歩くと、「落合」の信号があり、ろくざん亭入口の大きな看板。そこに「高尾山ちか道入口」の石道標があります。ただ、風花して読みにくいですが…。住宅街を歩いていくと、終端部に登山口が出てきます。もっと、レトロな雰囲気なのかと思って居たのですが、ちょっと期待を裏切られました。最後は、1号路に合流して終了です。まあ、一度歩けば良いかな??(^o^;)

   

裏高尾から小仏城山〜高尾山周回@八王子市
2024年10月  日影沢林道駐車スペース

世界一登山者の多い山・高尾山。しかし、裏高尾から登る方は、ほんの少しです。そのルートでも、更にマイナーな日影沢林道経由で、小仏城山に登り、高尾山を経由して戻る周回ルートを辿ってみました。

駐車場からの歩行動画です。