大地峠から三山登山@山梨県上野原市
甚之函山〜(大丸)〜高柄山〜矢平山 2016年4月 大地峠トンネル駐車スペース→
今回は、公共交通機関利用では不可能な登山を、林道富士東部(北)線・大地峠(おおじとうげ)を起点に、試してみました。
駐車スペースからの歩行動画最終回です。
歩行動画その1からの連続再生です。
今回のルートは、こんな感じです。周回は出来ませんので、ピストン3回になりますが、距離が短いので、それ程時間は掛かりませんが、道中には、鬼のような急登があります。
林道富士東部(北)線は、大地峠トンネルで通行止になっています。林道沿いには、民家もなく、マニア以外は通らない道。上野原市は、平成の大合併で、旧上野原町と旧秋山村が合併して誕生した自治体ですが、旧自治体は、800m級の山稜に隔てられていて、車で行き来をするためには、神奈川県藤野町に出るか、山梨県都留市に出なければなりません。かなり強引な“お見合い合併”のように思えるのは、私だけでしょうか?
以前、旧秋山村のお爺さんと話をした際、合併しても、生活圏は、隣の都留市だそうです。そんな地理的欠点を解消してくれるのが、この林道富士東部(北)線なのでしょう。この林道が開通すれば、ダイレクトに、上野原中心街へ行くことが出来ます。
急登を上ること8分で、旧大地峠に。上野原町と秋山村の接点でした。
甚之函山(810m)は、大地峠トンネルの上にあるピークです。気にしていないと、通過してしまうほど、山頂らしくない山頂です。
旧大地峠から高柄山に向かって歩くと、程なく“大丸”というピークに出ます。大丸と言っても、デパートがある訳ではなく、漫才師がいる訳でもありません。ただ、DQNによる「オマンコ」の落書きがあります。書いたDQNは、しっかり原状回復しなさい!
高柄山(733m)からは、上野原市街地が見えます。
高柄山から、そのままピストンすると、アップダウンが激しいので、林道を歩いて、山と高原地図にも記載のある道で、旧大地峠に出ようと思ったのですが、標識は無く、全く歩かれていない道でした。強引に突破すると、10mの垂直落下で死亡する可能性があったので、仕方なく、駐車場所まで戻って、再度、矢平山へ。
矢平山も、稜線の通過点のような山頂で、気にしていないと通過してしまいそうです。860mの山頂からの展望は、まったくありません。確か、県道35号の看板には、絶景のような表記があったような…。秋山二十六夜山同様、誇大表現ですね…(^o^;)