松姫峠から鶴寝山・大マテイ山へ@山梨県小菅村・大月市
2013年8月  松姫峠駐車場→

登山と言うより、森林浴を楽しむ山かも…(゚゚;)エエッ




松姫峠から棚倉小屋跡までの動画です。



鶴寝山は、どちらかと言うと、単なるモッコリと言う感じです。ただ、一方向だけ、展望が開けていて、天気が良ければ、絶景が拝めるようになっています。この日は…(-o-#)

雁ヶ腹摺山の例もあるように、展望のために、伐採したのでしょうか?

全行程、完全樹林帯の中なので、道標が無いと迷います。特に、この山沢入りのヌタは、「大菩薩峠」の下に、手書きで、「大マテイ山は左の道」と書かれていなければ、中央にある稜線を直登するような道に進み、大マテイ山頂を巻いて、その先に行ってしまいます。しかも、先の道標を見るまでは、気付かせてくれる物は、何もありません。

山名の由来が、「大迷い」から来ているとの説がありますが、正にその通りです。展望の利かない樹林帯と、似たような起伏が、連続しているので、方向感覚すら失いそうになります。

大マテイ山頂手前にある道標。鶴寝山は、大マテイ山の手前にあり、大ダワは、大マテイ山の先にあります。それが、同一方向にあるように表記されています。これは、お役人様の確認(発注)ミス? それとも、業者の製作ミス? 何れにしても、自治体が設置する標識にしては、マンモス酷い。責任者は、自腹で直しましょう…(^o^;)

大マテイ山(山沢入)は、お椀を伏せたような広大な山頂です。展望は、全く無し。標識が無ければ、単なる稜線と思って、スルーしてしまいそうです。

最後に、その先にある棚倉小屋跡に行きました。廃墟が残っているかと思って…(^o^;) 車社会になり、道路が整備され、かなりの山奥でも、日帰り登山が可能になりましたから、アクセスの良い山小屋は、維持が難しいでしょう。若者は、都市部に憧れますから、後継者の問題もあるでしょう。

辛うじて、小屋の残骸らしき遺物が、残っていました。ネットで、営業時期を調べてみたのですが、ヒットしませんでした。ブリキ板と木材しか、残っていないので、高度経済成長期には、廃業していたのでしょうか? それ以降であれば、プラスチック系の遺物が、あってもおかしくないので…。ご存じの方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。