真夏の奥秩父・南天山でドM修行 2016年8月 鎌倉橋駐車スペース→
奥秩父の更に奥にある南天山(なんてんやま)。公共交通機関利用での日帰りは、かなり厳しい場所にある低山なので、夏山シーズンでも、静かに歩けると思い、車中泊で行ってみました。
しかし、山名とは違い、のど飴のように甘い山ではありませんでした。体験の森となっておりますが、初心者が行くと、痛い体験をしそうな山でした。
登山口からの歩行動画最終回です。
歩行動画その1からの連続再生です。
車中泊場所は、天体観測スポットで有名な栃本広場駐車場。照明設備のない駐車場なので、星や月が出ていないと、洞窟と同じ漆黒の闇。ライトがなければ、身動き取れません。更に、自殺者を止める看板があっては、一人での車中泊は、怖いかと…とか言って、一人で泊まった私ですが、妙に、動悸が激しくなって、良く眠れませんでした。
2014年の山と高原地図には、沢コースと尾根コースがあり、周回出来るように描かれていましたが、地形図には、沢コースが無い…。まあ、そんなの良くあることです。
事前の予定では、沢コースで上り、尾根コースで下りるつもりでしたが、現地に行くと、沢コースが消されていました。更に、通行止の表記まで…。事故でもあったのでしょうね。という訳で、尾根コースピストンとなりました。
国道140号から県道210号を走ると、彩の国ふれあいの森に辿り着きます。そのまま道なりに進むと、旧中津川林道の秩父市道となり、ダートに変わります。古びた橋の袂に、登山口と駐車スペースがあります。
序盤は、破線ルートのような悪路で、小滝が連続しています。沢沿いのため、石や木橋の上は、ヌルヌル滑ります。そして、見る滝総てが、法印ノ滝に見えてしまいますが、登山口から30分歩くと、目の前を遮る法印ノ滝に突き当たります。
滝を過ぎると、人工林の薄暗い道になり、精神的に参ります。過去に、山火事があったため、人工林となったのでしょう。山頂直下は、岩稜となり、三点支持でクリアします。カメラ片手の私は、一瞬三点支持でクリアしました。危険なので、やめましょう…(^o^;) 露岩の山頂は、360°パノラマです。ただ、夏場は、虫が凄い…(-o-#) ハチ系の虫も多くて、チクっとすること数回。手足に発疹が出来ていました。
途中から撮影した動画です。
奥秩父の冬景色の一コマ 2017年2月
大除沢(おおよけさわ)栃本不動滝・中津川の氷壁・鎌倉沢法印の滝・南天山頂上展望
その動画です。
入川渓谷 森林軌道跡 赤沢出合・荒川起点 2017年7月 入川渓流観光釣場駐車場(有料)→
終戦後、戦後の復興を願い、多くの木材を搬出するために、無数に敷かれた森林鉄道がありました。その軌道跡が、遊歩道として開放されています。その遊歩道で、一級河川・荒川起点を見てきました。荒川は、東京都民の命の水の一つです。
駐車場からの歩行動画です。
車は、入川渓流観光釣場駐車場に駐車します。例によって、無人の料金箱ですが、管理人さんは、しっかり見回りをしていますので、払っていないと、札を貼られます。しっかり払えば、ワイパーに、受領証を挟んでくれます。ただ、百円硬貨で払うと、「400円しか入っていなかった」と、因縁を付けてくると言う噂もありますので、必ず五百円硬貨を用意しておきましょう♪(^o^;)
遊歩道には、枕木やレールが、当時のまま残っている箇所があります。走っている姿を、この目で見たかった、元鉄道少年の私です。
赤沢出合が、一級河川・荒川起点になっています。源流は、この先のようですが、今回は、ここで引き返します。この先には、鉄製の立派な吊橋もあります。