飛龍山(大洞山)2,077mピストン 2016年10月  丹波山村営駐車場→

健脚でないと、日帰りできない飛龍山(大洞山)をピストン登山…果たして、その結末は…(^o^;)

駐車場からの歩行動画最終回です。

歩行動画その1からの連続再生です。


今回のルートです。

道の駅たばやまに駐車するのが、定番のようですが、行楽シーズン時は、臨時駐車場が出来る程、混雑するようなので、常識で考えると…。そこで、ローラーすべり台脇にある、村営駐車場を利用しました。山と高原地図でも、ここが、駐車場になっています。登山口までは、2〜300m遠くなりますが、ドM修行者が、その程度の距離で、文句を言ってはいけません…(^o^;)

第一チェックポイントは、サヲウラ峠。コースタイムは、国道から2時間10分になっています。地図には、サオラ峠と記載されていますが、村の標識は、サヲウラ峠です。漢字では、竿裏と書くようですが、口語ですと、「お」と「う」が繋がってしまうので、サオラ峠となったのでしょう。しかし、竿の裏…気持ち良さそうな場所です…(*´Д`)ハァハァ

第二チェックポイントは、熊倉山(1,624m)。サヲウラ峠からは、コースタイム50分。なだらかな稜線散歩になります。天然の樹林帯の中なので、展望はありませんが、落葉時なら、開放感があるかと思います。熊倉山は、単なるピークという感じで、地図を見て歩いていないと、通過してしまいそうでした。

第三チェックポイントは、前飛龍(1,954m)。山と言うよりは、岩稜帯の途中という感じです。ただ、ここまでが、キツい。サヲウラ峠〜熊倉山間と、同じような距離ですが、コースタイムは、20分長い1時間10分。熊倉山との標高差が、300m少々。しかも、岩稜と滑りやすい小砂利の斜面が続くので、下山時でも、時間がかかります。
ちなみに、丹波山村が設置した道標に、前飛龍と記載されていますが、地図を見ると、もう一つ先(飛龍山寄り)のピークが、前飛龍のようです。

第四チェックポイントは、飛龍権現神社。前飛龍からのコースタイムは40分(35分)。地図のバージョンにより、5分違っています。しかし、そのタイムで歩けるのは、相当の健脚の登山者かと…。標高も高くなり、かなりキツい道中になります。ここは、雲取山・笠取山への分岐になります。ここに、小さな祠があり、それが飛龍権現神社だそうです。

飛龍権現神社を将監(しょうげん)峠方向に、100m程歩くと、禿岩があります。10年程前、海沢で会った老人に、「禿岩は最高だったね」と聞いてから、ずっと行きたいと思っていた場所です。270°のパノラマ展望は、言葉にならない程の感動です。苦しい思いをして、辿り着いた甲斐があります。飛龍山の頂上を目指さなくても、禿岩に行けば、それで十分達成感は得られるかと…(^o^;)

飛龍山頂上は、権現神社から20分程。しかし、その道中は、標高2,000mオーバーの場所とは思えない、藪っぽい道を歩きます。まだか?まだか?と思いながら歩いていると、目の前がフラットな場所になり、そこが頂上です。展望は、無いに等しい山頂なので、禿岩で折り返しても、後悔することはないかと…この日は、山頂に行ってから、禿岩に行ったのですが…(^o^;) 
山頂には、背負子に積まれた棒状の物体が、放置されていました。山頂の標識なのでしょうか? しかし、何故に、放置してあるのでしょう。輸送と設置は、別の業者で、日時も別なのでしょうか? それとも、背負ってきた方が、山頂で遭難した??(゚゚;)エエッ
この日、権現神社付近で、団塊の世代の登山者2組と遭遇しました。共に、山小屋泊まりの方でしたが、驚いたのは、地図を持っていないこと。「禿岩は、どこ?」「●●までのコースタイムは何分になってる?」と、登山者の少ない山域で、有り得ない質問をしてきました。しかも、そこそこの会社の幹部で、定年を迎えたのか、やたら態度がデカい…(^o^;) 山の遭難事故が多くなるのも、無理はないと感じた瞬間でした。お願いだから、人を当てにする登山は、やめて下さい!

   

6年振りに禿岩・飛龍山へ 2022年10月  民宿みはらし駐車場→

前回は、一般的な道の駅たばやま方向から上りましたが、今回は、民宿みはらし駐車場から、将監峠を通るルートで、歩いてみました。こちらのほうが、楽で早かったです。

駐車場からの歩行動画です。


民宿みはらし駐車場は、500円/日。家の中にいるお婆さんに、渡すシステムです。下山すると、強制的に、お茶を飲まされ、お茶菓子を出されます…(^o^;)※2022.10現在。


道の駅たばやまからのルートは、急登を上り、熊倉山で下りて、また上る…そんな過酷な道中ですが、こちらのルートは、将監峠までの上りをクリアすれば、後は、竜喰山・大常木山を巻いてしまうので、意外に楽で、コースタイムよりも早く歩けます。と言うか、将監峠までのコースタイムが、何度歩いても、長過ぎなんですけど…(^o^;)