日本の滝百選・幻の早戸大滝への道程@神奈川県相模原市緑区
2012年5月  駐車場所→

日本の滝百選に、選ばれていながら、人を寄せ付けない秘境にある早戸大滝。その滝への全行程を、ビデオ撮影♪ 行けなくたって、十分行った気になれるはずです…(^o^;)



早戸川林道は、通行止めの場合もあります。その区間を歩くと、1時間少々でしょうか…(゚゚;)エエッ




早戸川林道・魚止橋までの走行動画です。




魚止橋手前に、車を駐めて、いざ早戸大滝へ♪ ちなみに、その先の林道は、崩落でアウト! 


残りのダートの林道を、終点まで歩き、作業道へ突入! お手製の標識と赤テープが、随所にあります…


参考までに、案内板の地図を、加工してみました。


廃墟となった造林小屋…何かが出てきそうで、怖い…(^o^;)


スリル満点の桟橋…それ以外にも、腐った桟橋多数…踏み抜き注意です…(゚゚;)エエッ


この川を、滝まで詰めていきます。基本的に、正規の道は、無いと思って下さい…(◎_◎)


この橋は、かなりの頻度で、あるらしいです。(無い時もあったとか…) ただ、落ちそうな恐怖が…(^o^;)


こんな場所もあります…(゚゚;)エエッ

案内板には、橋が描いてありましたが、実際は無し。覚悟を決めて、地下足袋で渡渉…(;゚゚)ウッ! 地下足袋は、最安最強のトレッキングシューズですね♪ 靴で、水の中を歩けば、陸に上がれば、チャッポンチャッポンと、不快な感触ですが、地下足袋なら皆無! 水が、サーッと抜け、普通に歩けます。沢足袋なら、川底のヌメリも、ノープロブレムですが、さすがに、地下足袋は、ヌメリには、弱いですが、コストパフォーマンスでは、最高です。

ここから先は、基本的に、道はありません。水量が少なければ、川岸を石伝いに、進んで行けますが、水量の多い時は、右岸左岸に渡渉しながら、臨機応変に進まなければなりません。


待望の早戸大滝です♪ ♂のくせに、股間まで濡らしながら辿り着き、今までに無い達成感が…(*^_^*)


データを破損させないよう、必要以上に、慎重に戻ると、タヌキさんがお出迎え…(*^_^*)

この時期の丹沢は、ヤマビルの恐怖があり、足元は、注意していましたが、倒木トラップで、傷だらけに…。そして、首に巻いていたタオルを取ると、何と、ヤマビルが、2匹も付いてました…\(◎o◎)/! 上から来るとは、恐るべし…(^o^;)



早戸大滝までの歩行動画です。



早戸大滝を、ネット検索をすると、とあるブログに、「大した難路ではない」という記事がありました。秋の晴天続きの日であれば、川の水量が少ないので、そう思うでしょうが、そんな日は、稀だと思って下さい。川は、天候の変化で、一瞬にして、悪魔と化します。決して、甘く見ないように。悪魔と化した川は、どんな強者でも、攻略できません! この日も、帰りは、行きよりも、水深が深くなっていました。

そのブロガーは、「たまたま」そんな日に行っただけ。「たまたま」を、常時のように書くのは、無責任極まりないですね。そんな記事を、鵜呑みにしないようにして下さい。帰り道、最新山行ファッションで武装した、お気軽ハイキングモードのカップルに会いましたが、格好だけでは、到達できないので…(^o^;) そこで、くどいようですが、注意事項を…

☆整備された登山道ではない。
☆登山・遡行の未経験者は、経験者と同行する。
☆途中からは、川の中を歩く。
☆天気予報で、降水確率が高い時は、行かない。
☆当然、地図は必携。
☆先人のルート通りには、歩けないと思うこと。地図を見ながら、臨機応変に。
☆水量の多い時は、引き返す勇気を。私は、前回、最初の渡渉地点で、下腹部までの水位で断念。
☆濡れた石は、滑りやすい。濡れるのを嫌い、石伝いに歩くと、転倒の危険がある。
☆春〜秋は、ヤマビルが大量発生。対処法を、覚えておく。
☆携帯は、圏外。何かあっても、誰も助けてくれない。
☆ケガと弁当は、自分持ち! 肝に銘じること。

自信のない方は、このサイトを見て、我慢して下さい…(*^_^*)