大滝@東京都あきる野市・檜原村 2015年3月  林道終点→

久々の大滝へ。今回は、高画質の動画バージョンです。


動画です。


   


〜過去ネタです〜

2006年8月 東京・あきる野市 大滝(おおだき)&大岳(おおたけ)鍾乳洞♪

☆東京の秘境、大岳山の麓に大岳林道の突き当たりにある大滝…その手前には、東京都の天然記念物に指定されている大岳鍾乳洞がありますが、訪れる人は… このままでは、大切な東京の遺産が、封印されてしまいそうです…(-_-#)

☆都道を抜け、大岳鍾乳洞の案内看板通りに、林道に入ると…(◎_◎) 途中から、砂利の採石現場になってしまった…(。_゜)? 事務所のオジサンの視線を感じながら、とりあえず直進…(^o^;) 
良かった♪…確かに、続きの林道です♪(^o^)v とりあえず、一安心して、道なりに進むと、またもや採石現場が…(◎_◎) 1回目同様、直進すると…あっ\(◎o◎)/! 行き止まりだ! 林道は、閉鎖されてしまったのだろうか…(。_゜)? とりあえず、バックをしてみると…何と、現場の真ん中のトンネルを進むらしい…(@_@;) 崩落の恐怖を感じながら進むと、また、普通の林道に…(^o^)v

林道の途中には、重機が放置されています。詳細は、鍾乳洞のところで…

そして、左手に大岳鍾乳洞を見ながら、林道を終点まで進みます♪(^o^)/ ちなみに、車には、しっかりワックスをかけておきましょう♪ 草木が路上まで進出し、ボディにキーキー当たってきます…(-_-#)

道路の脇には、奥入瀬のような美しい光景があります。

林道の終点には、車を止めて…

ここからは、300mの山歩きになります。たかが300m…アッという間だろうと思いながら、奥へと進みます♪(^o^)v

道は、岩がゴツゴツと顔を出し、決して歩きやすいとは言えません。しかも、所々、クモの巣のバリケードがありました…(^o^;) その除去のために、事前に枯れた枝を拾っておきましょう♪ 生木を折ってはダメですよ! そして、最大の難所と言えば、沢渡りでしょうか…(^o^;) 水深2cm位なので、布の靴以外なら、問題ありませんけど…(^o^)v


最後の難所? 丸太で組まれた道を渡ると、滝らしい光景が見えてきます。ここまで、徒歩8分程です。

水量も多い、立派な滝です♪ しかも、空間が狭いため、マイナスイオンを含んだ風が、心地良く吹いてきて、身体が目覚めます♪ この日は、都心の最高気温が30℃でしたが、ここは別世界の爽やかさでした♪(^o^)v 画像にマウスを当てると、滝壺の画像になります。


マイナスイオンをたっぷり吸収したら、林道を戻り、大岳鍾乳洞へ♪ 駐車場完備♪(^o^)v

ここは、91歳(2006年現在)のおばあちゃんと、その家族が、切り盛りしている民間の鍾乳洞です。おばあちゃんの旦那さんが、昭和36年に、山仕事中に、湯煙が上がっているのを見つけて、当時で、200万円の借金をして、自力で観光化した鍾乳洞だそうです。おばあちゃんが、その時の心境を、しみじみ語ってくれます…(^o^)v

その旦那さんも、6年前に他界…、そんな悲しみにも負けず、年中無休で営業しているそうです。おばあちゃんと言えば、昼寝が日課になるのですが、このおばあちゃんは、昼寝は、一度もしたことがないそうです。凄い体力です♪(◎_◎)

暇潰しに、病院のハシゴをしている都会のおばあちゃんに、爪の垢を煎じて、飲ませてあげたいです…(^o^;) そのおばあちゃんに、500円(大人)を払い、いざ洞内へ♪(^o^)/

が…! 入口が、異常に小さい…(◎_◎) 猫用の入口なのか…(^o^;) とにかく、身長170cmの私が、しゃがんで進まなければならないほど、低いです…身体の硬い人や長身の人は、手袋をして、ハイハイしながらでないと、進めません…。そして、入ったら、当分、立てる場所はありませんので…(^O^;) とりあえず、番号に従って、進みます♪(^o^)v

本来なら、ここも見られるのですが、先日、心無い若者達に、内部を荒らされ、貴重な石を盗掘されたため、入れなくなってしまいました…(-_-#) 

そのバカ者達…おっと、若者達へ…おめぇら、成仏出来ねぇぞ! ここには、今は亡きおじいちゃんの魂が、宿っているんだ!(`_´) このHP見たら、盗掘品を持って、おばあちゃんの前で、土下座して謝り、自分達が壊した場所を、元通りに復元しろ! それが出来ないなら、逝ってよし!

とにかく、洞内は低く、幅も狭い(中画像)ですから、腰が痛くなるのは必至です…だからといって、腰が悪くなったと思わないように…(^o^;) 普通の人なら、当たり前の現象ですから♪(^o^)v 

後半になると、真っ直ぐ立てる場所が、いくつかありますので、そこで思いっきり背伸び♪(^o^)/ そして、最後の難関は、出口へ向かう急斜面(右画像)…(◎_◎) 自信のない人は、手を着いて上がりましょう♪(^o^)/ 出口を出た瞬間に、「やっと出られた…生きてて良かった♪」と、実感出来ます♪(^O^;)

私が訪ねた時、おばあちゃんの顔色は青白く、目はうつろになっていました。勿論、笑顔もなく…(-_-#) もしかして、倒れちゃうのかな?と思い、一所懸命話しかけたら…

「今帰った人が、こんなので500円も取るのか!高い!…と、散々文句を言って行きました。あんなに言われたのは、初めてです。涙が出ました…」と、ボソッと話されました。なるほど…、それで、元気が無かったんです。あっ、あたしと入れ替わりに出ていった、青い小さな車(M社の●ミオ?)のオヤジだ!

私は、このままでは、いけないと思い、それから3時間、おばあちゃんと立ち話…(^o^;) おばあちゃんの顔にも、段々赤みが出てきて、声も元気になりました。その間、3組の来客がありましたが、皆さん、私を従業員、と思ったことでしょう。

おばあちゃんと話をしていたら、私の前に、どこからともなく、シマヘビが出てきました。20年振りに見たシマヘビでした。

その文句を言った愚かなクソオヤジへ…絶対許せん!(`_´) タダで、観光鍾乳洞を維持出来ると思うのか? 電気代や地代(ここを発見したのは、故おじいちゃんですが、途中に、他人の土地があるため、今でも地代を払っているそうです)等、固定経費はかかるんだぞ!

そんなことも考えられず、文句を言うなんて、社会人のクズだ! だいたい、世の中、「お金を払いますから、見せて下さい」「見せますから、お金を下さい」の物々交換だろう! 「金を払っているから偉い」なんて法律、どこにある? ましてや、ネット全盛時代、事前情報は、いくらでも得られるだろう! たわけ!

 おめぇみたいな愚か者がいるから、地獄の沙汰も金次第な世の中になるんだよ! ましてや、高齢のおばあちゃんに、強烈なショックを与えたら、命の危険だってあるんだぞ! 傷害致死罪で、臭い飯食いたいのかぁ!? 前述の盗掘若者を含めて、市中引き回しの上、打ち首獄門…逝ってよし!(`_´)


発見当初は、学術的にも貴重な鍾乳石や化石が、沢山あったそうです。それが、幾多の盗掘に合い、今では、ほとんど無くなってしまい、鍾乳洞としての価値は下がってしまいましたが、必死に守ってこられたおばあちゃん&今は亡きおじいちゃんの心が、沢山見られます。是非行ってみて下さい♪ 
そして、おばあちゃんと話をして下さい。あの場所だけは、昭和30年代で、時間が止まっています。中年以上の人は、子供の頃、駄菓子屋のおばあちゃんと話をしたような、そんな懐かしい気持になれます。

そんな話をしている間、シマヘビは、おばあちゃんと私の横で、頭を持ち上げて、じっとしていました…おじいちゃんの魂が、ヘビに乗り移って、聞いていたのでしょう…(^o^)/

毎日休み無く管理をする…しかも、91歳で!(◎_◎) その大変さを理解しましょう♪ 少しでも長く、鍾乳洞が続くようにと願い…(^o^)v

ちなみに、林道脇の重機は、おじいちゃん&息子さんが経営していた会社の物だそうです。それを使って、林道の管理をしていたそうです。おじいちゃんは、毎日、大滝までの道の手入れをしていたとか…。荒れ果てた、大滝までの道は、おじいちゃんの涙の代わりだったのか…(-_-#)

大岳鍾乳洞から大滝に向かう林道沿いには、小滝という、雨上がりにしか現れない滝(普段は、名残が見えます)があり、その上には、うしくびの滝(牛の首のような形をしているそうです)があるそうですが、おじいちゃん亡き後は、下草を刈る人が居なくなり、道が消失。今では、見ることが出来なくなったそうです。

おばあちゃんの息子といっても、立派なお年寄り…この先、大滝&大岳鍾乳洞は、どうなってしまうのでしょうか…(>_<) お金を使って、アトラクションを楽しむ…飛行機で海外に行く…レジャースタイルも、様変わりしてしまいましたが、たまには、日本列島の原風景を、楽しんではいかがでしょう?

私達に出来ることがあったら、少しでも手を差し伸べましょう♪ 次世代に伝えるために…(^o^)v  なお、鍾乳洞の詳細や、全国の観光鍾乳洞案内は、こちらのサイト→【おきらく・ごくらくCAVING】をご覧になって下さい♪



※盗掘犯&いたずら犯等へ…

ネット検索すればわかりますが、このおばあちゃんを守る屈強なボランティアは、大勢います。私も、その一人です。ちなみに、私…柔道初段(笑)合気道3級(爆)で、最終的には、真言を唱えて呪います…(^O^;) 
その面々が、定期的におばあちゃん&鍾乳洞を守っています。絶対に、鍾乳洞には、近付かないように! とういか、行くな!