フルフラットシート平坦化の一例

普通のミニバンで、車中泊をする際は、シートを倒して、フルフラットにするのが定番です。ただ、いくらフルフラットシートとは言え、そこは、乗車用のシートですから、凸凹が生じます。

クッションやバスタオル等で、段差を補正している方も多いようですが、それでも、完全な平坦化にはなりません。そこで、ホームセンターの商品を使って、簡単にフラット化する方法を、ご紹介したいと思います。軽バンやハイエースバンのカーゴスペースで寝る際にも、使えます。

ウレタン等を敷けば、更に、快適な寝心地になりますので、各自ご研鑽下さい。

    

メッシュタイプのウインドウフィルムを貼ってみました。

銀マットは、防音・断熱・遮光効果は高いのですが、見た目の違和感があります。百均商品のフェルトを貼っていましたが、常時付けっぱなしですと、その重さと温度変化で、銀マットがしなってしまい、1〜2年で作り変えなければなりませんでした。そこで、なるべく銀マットを長持ちさせる手はないかと思い、メッシュフィルムを貼ってみました。

    

100均商品で、車内テーブル自作

一葉さんや諭吉さんを動員すれば、立派なテーブルが買えますが、余裕がないから車中泊をするんです…(>_<) そこで、ワンコインで出来るか、チャレンジしてみました。

    

土足厳禁について…

家の中では、靴を脱ぐのが日本人の習慣…車中泊仕様車も、私にとっては、部屋なので、靴を脱ぎたい…と考えて、20年近く実践しています。

最初の軽バンは、運転席の下がエンジンだったので、ウォークスルーは出来ずに断念。後の軽バンは、後部座席下のエンジンだったため、そこから土禁生活に突入しました。

乗り降りは、スライドドアから。そこで、靴を脱ぐように…。後に、ハイエース(123V系)になってからも、センターコンソールを移動式に改造し、強引にウォークスルーにしました。このアイディアは、某改造メーカーにパクられました…(^o^;)

    

運転席周りの目隠し…

運転席周りも、銀マットで塞ぐ方は多いですが、オートキャンプ場以外では、何かあった際には、すぐに、車を移動できないと、困ることがあるかと…。私自身、高速のPで、爆睡していたら、工事用車両に囲まれてしまったことが…(゚゚;)エエッ

そこで、定番の100均商品で、しっかり目隠し・ちょっとだけ断熱で、いざという時には、すぐに外せるカーテンを、加工不要で?自作してみました…(^o^;)

    

ウインドウの目隠し…

前車では、2枚重ねのカーテンを付けていましたが、冬場の冷気は、カーテンの隙間から、確実に入ってきました。また、カーテンの洗濯等、手間が掛かるので、現車のステップワゴンには、カーテンを付けませんでした。でも、外から寝姿を見られるのは、ちょっと…(-_-:) そこで…

 

定番の銀マット(キャンピングマット)を使いました。多くの方は、新聞紙で型紙を取って、銀マットに転写するようですが、ステップワゴンのウインドウは、総ての大きさが違うので、もの凄い手間です…(>_<) そこで、ウインドウの大きさを測り、一回り大きく、銀マットを長方形に切り、後は、ウインドウにハメながら、直接カットしました。

 

銀マットは、温度変化による変形が激しいので、ピッタリ作ると、後悔します。多少大きめに作って、強引にハメ込んだほうが…(^o^;) でも、これでは、味気ないですねぇ…(-_-:) そこで、100円ショップで売っているフェルトを貼りました♪

 

銀マットに、両面テープを貼り、フェルトが一回り大きくなるように、張り合わせました。銀マットとフェルトの膨張&収縮率が異なるので、あえて、接着剤は使わず、テープにしました。そのため、張り替えも簡単です♪

 

完成です♪(^o^)v 銀マットだけよりは、ちょっと体裁が良いようです♪ 運転席周りとリヤは、寝る時以外は、付けないので、両面加工の銀マットを、そのまま使ってます。

カーテンだと、室内空間を狭めてしまいますが、この方法であれば、皆無です。また、隙間からの冷気も、フェルトが遮りますので、カーテンよりも、遙かに安くて、機能的です♪(^o^)v

冬場に作りましたが、案の定、春先の日差しで、銀マットは、目一杯膨張して、波打ちました…(^o^;) 夏に作ると、収縮して、カチッと嵌らなくなるかも…(;゜)ウッ!

2010年4月に、バージョンアップしました。ロール状の銀マットは、段々収縮してしまって…。そこで、折りたたみの銀マット&古くなったフェルト調の毛布を、張り付けてみました。厚さ3mm程ある毛布を張ったため、重くなってしまったので、吸盤で固定してみたら…

あれ程気になっていた高速走行時のエンジン音が、気にならないレベルまで、静かになりました♪(^o^)v 室内に共鳴する音が、毛布でカットされたようです。下手な防音グッズよりも、効果がありそうです♪(*^_^*)


    

2,000円で、車内流し台自作…

時は、バブル景気に浮かれていた1990年頃…。ユーミンや広瀬香美さんの歌に誘われ、土曜の夜に出て、深夜にスキー場の駐車場。夜が明けたら、ゲレンデに♪ そんな週末スキーを楽しんでいた時に、「車に流しがあったら、寝る前に歯磨きが出来るのに…」と思っていました。それを、実現すること無く、バブル崩壊…(^o^;)

今の愛車には、ビルダー製のシンクが付いていますが、単品で買おうとすれば、4万円前後になります。そこで、格安で、自作を試みました。総額2千円で、4万円前後のビルダー製シンクと同じ機能に…なったかな??(^o^;)

ギャレー(流し台)…

基本的には、おままごとサイズです…(^o^;) 前車では、顔を洗えたのに、この車では、無理…(>_<) 一応、ロングホースですので、引き出して、外でシャワーが使えます。 殆ど使わないのに、6年でポンプが逝きました…(/--)/ そこで交換…

お風呂用や灯油ポンプを改造している人も、多いようでが、やはり車で使うのであれば、12V専用のポンプのほうが…(^o^;)

というわけで、新しいポンプを購入♪ 送料込で、2,400円この店が、最安でした♪→


  

左上画像は、元々付いていたポンプです。

昼に、ネットで注文し、ネットで振り込んで、翌昼に到着♪ 早い♪(^o^)v

送られてきたのは、pumpだけ…って、当たり前だのクッキー?(右上画像) コードの先に、ギボシを付けるのは、自分持ちです。これで、車に付ければOK♪ アッという間に、完成しました♪


  

出掛ける時は、水を入れます。結構、面倒なのですが、水が無いと、山奥に行った時等に、不便ですから…。帰宅後は、排水します。そうしないと、カビだらけになってしまいますので…(/--)/

なお、ギャレーの水は、手洗いや歯磨き用で、飲料水は、別途、ペットボトルに入れてます。

クーラーボックス自作…

冷蔵庫を積んでいる方も、多いですが、車旅とて、立派なアウトドアレジャーですから、家庭とは違う不便さがあるのが当然です…(^o^;) なので、クーラーボックスでOK! しかも、設置場所に合わせるために、自作しました♪ 
用意する材料は、銀マット(ウインドウの目隠しに使った余り)・古くなったタオル・プラスチック系の箱(今回は、百円ショップの米びつ〜縦19cm×横25cm×高15cm〜を使用)が2個…なので、製作費費は、210円♪(*^_^*)

 
この車は、冷蔵庫がオプションになっていて、それを付けられるスペースが、流しの隣にあります。

 
そこに、銀マットの余りを、敷き詰めて、更にタオルで囲います。百円ショップの米びつは、手頃な大きさで、蓋付き♪

 

米びつを置いたら、隙間に、銀マットの破片&タオルを、ギューギュー詰め込んで終了♪(^o^;) 上には、銀マット&バスタオルを被せます。

これで、クーラーボックスとして、十分機能します。「要は、いかに暖気と冷気の流れを遮断するか」ですから…(^o^;) この車のようなスペースが無い場合は、段ボール箱や発泡スチロールケースに、上記と同様な細工をすればOK♪ 普通のクーラーボックスを解体すると、外ケースと内ケースの間に、ウレタンが入っているだけですから…。ウレタンの代わりに、銀マットとタオルを使っただけで、原理は同じです。 500ccのペットボトルなら、8本入ります。画像に写っているのは、カセットボンベです。真夏の車内で、爆発したら嫌ですから…(^o^;)

    

間仕切りカーテン(セパレートカーテン)自作…

オートキャンプ場や自宅の車庫であれば、ほぼ安心して、車中泊ができますが、一般駐車場や路肩の場合は、何が起こるかわかりません。いざという時に、すぐ車を動かせないと、まずいこともあります。そんなわけで、運転席周りは、あまり目隠ししたく無いので、運転席と寝室を仕切るカーテンを付けました。ただ、純正は高いので、例によって自作しました。しかも、安価で…(*^_^*)

 

用意したのは、エンドモール(テーブル等の板の横を飾る木目調のプラスチック棒)1.8m(315円)と、85cm×90cmの暖簾2枚(1,596円)当初、百円ショップの暖簾を予定していたのですが、何軒か見ても、和風の地味なデザインしか無くて…。いくら安価と言っても、ちょっとねぇ…。生地が薄いのは、2枚重ねで対応できるのですが…。そこで、カインズホームセンターのオリジナル暖簾を見つけて、衝動買い…(*^_^*)

 

やっぱ、穴は開けたくないですよねぇ…そこで、モールをピラーカバーの隙間に突っ込むと、モールが勝手に曲がって、ぴったしカンカン♪(^o^;)

 

そこに、暖簾を通せば完成♪ ただ、このままだと、モールがピラーカバーの中に滑り込み、モールが下がってしまいます。そこで、モールの端に、配線バンドを付けて、モールが滑るのを防ぎ、張力を固定します。 ※上画像にカーソル。

完成です♪(^o^)v 暖簾だけに、遮光性ではありませんが、外部からの視線は、完全シャットアウトされますので、十分かと…(*^_^*)

    

簡易サブバッテリーシステム? いや、ポータブル電源…(^o^;)

サブバッテリーは、無いよりは、あったほうが…。よく、テレビやビデオ、電子レンジ等を積んでいる車もありますが、車に乗ってまで、文化的な生活をしたいっすかぁ?
一応、アウトドアなんですから、余計な電化製品は不要。なるべく、車を重くしないことが、燃費の悪化を防ぎ、地球環境のためにもなります。ということで、手間の掛かるサブバッテリーシステムは作らず、ポータブル電源で代用しました。

 

使ったのは、○オクでGetした製品。エアコンプレッサー・ハザードランプ・照明・ブースターケーブルと多機能ですが、いらない機能ばっかり…(^o^;) でも、4,200円(送料含)ならOK♪(^o^;) 見た目は、立派ですが、持てば、ミシミシ音がするショボイ作りです。梱包も…(;゜)ウッ! ※右上画像にカーソル

販売店の保証が、6ヶ月付いていますが、半年なんて、初期不良の保証のようなもので、無いも同然。なので、動作確認したら、思いっきり改造♪(^o^)/ ネジを緩めたら、一気にバラバラ…(/--)/ さすが、中○製…(^o^;) 余計な出っ張りを外して、スッキリ♪ ただ、バッテリー上がりを、数多く経験している人間として、ブースターケーブルは、お守りとして、残しています。

 

取付は、以前作ったクーラーボックスの半分を犠牲にして、設置しました。というか、置いただけ…(^o^;) 充電は、シガライターソケットか、AC電源で出来ます。
ステップワゴンには、AC100Vコンセントが付いているので、そこに、アダプターを差し込めば、走行充電システムの完成♪(^o^)v 100Vコンセントは、オルタネーター直結になっているようで、エンジンが回らないと、電気が流れませんので、バッテリー上がりの心配も無し♪(^o^)v

シガライターソケットから充電したいのなら、パワーウインドウやウインカー等、イグニッションONで通電されるヒューズから、電源を取ったほうが、バッテリー上がりを防げます。

ポータブル電源のバッテリーは、シールド(密封型)バッテリーなので、過充電をすると、バッテリーが逝っちまう危険があるのですが、一応、過充電防止装置は、付いているようです…中○製なので、本当かどうかは…(。_゜)?


見た目は、今一ですが、別に見せ物ではないので…(-_-#) 暑い時は、扇風機をガンガン回せます♪(*^_^*)

更に、150Wのインバーターも付けていますので、内臓バッテリーのヘタったノートパソコンも使えます♪

ネットはイー・モバイル(7.2M→21M)ワイマックスの440Mなので、自宅でも車の中でも、サクサク♪ 当初は、イー・モバイルしか、モバイルブロードバンドが無かったので、契約しましたが、途中から、一日の通信料の上限が設定され、それをオーバーすると、速度を絞られることになりました。そのお仕置きは、動画をアップする私には、致命的でした。そこで、制限無しのワイマックスに変更。毎月の維持費も、千円安くなり、安心して動画をアップ出来るようになりました。自宅でも、15M前後出ますので、ストレス無く動画も再生出来ます。


以前は、ノートパソコンを積んで、出先でのメールチェック等をしていましたが、仕事が暇になり車上荒しに遭ってから、パソコンを放置して、山に登れなくなりました。でも、メールチェックをしなければならない時期もあります。

そこで、タブレットを購入しました。この大きさなら、秘密の場所に隠せますので、盗難の心配も少なくなります。しかも、最小の製品なら、諭吉さん一人でも、お釣りがくるなんて、信じられません。

ポータブル電源とて、中身は、普通のバッテリーですから、5年も使えば、充放電に問題が出てきます。電源自体を買い換えると高いので、車のバッテリー同様に交換しました。その動画もどうぞ。


    

収納庫

晩婚…おっと、バンコン(バンを改造したキャンピングカー)の場合、天井部分に収納棚を作るのが定番ですが、それでなくても、重心が高いミニバンに、それでは、軽快なコーナーリングが楽しめません…(゜;)エエッ 「ミニバンに、そんなことを求めるな!」と言われそうですが、やっぱりコーナーは、軽快に決めたいっす…(^o^;) なので、なるべく下に作りたい…(^o^)/

 

そこで、下のデッドスペースを探すと…ありました♪ タイヤハウスの部分は、使い道が無いんですねぇ…。この車の場合、左リヤタイヤハウスは、ギャレーで隠され、右リヤは、座席で隠されていますが、中はガラーン…(;゜)ウッ!

いびつな形の場所なので、形を変えられる物を入れれば…そう、タオルの収納庫なら、使えるかも♪(^_^)3 フムフム。

というわけで、百均で売っている「お風呂の保温シート」を両面テープで貼ります。こうすれば、何となく衛生的に見えますし、防音断熱効果も少々…(^o^;) ついでに、防虫剤も入れておきます。

  

バスタオルなら、10枚位入りますが、3枚しか入れていません…(^o^;) 余った空間には、もしもの時に役立つように、天然水・カセットボンベ・乾パン等を入れています。

座面(右上画像)の着脱が、ちょっち面倒ですが、頻繁に使う物は入れていないので、OKかと…(^o^;)